「インたま」も早いもので、次回は4回目。
つくり途中のツッカケで、
転びそうになりながら、
ドドッドドドと走ってきたような
「インたま」ですが、
ヒトヒトヒトヒト
たくさんのヒトのおかげで、
場ができてきた。
そして、ヒトがヒトをよんでくれて、
あたらしいヒトヒトと出会うことができている。
高性能の運動靴を手に入れてから走るんじゃなくていいんだ。
ツッカケバンザイ。
前回の「インたま」では、
枝豆入りのUpuma/ウプマをつくった。
スージというセモリナ粉をうっすら色づくまで炒って、
カリカリと油で炒めたチャナダル(豆)、ウラダル(豆)、
スパイスに水を加え沸騰させた汁に、
ダーッとスージを注ぎ、
ダマにならないようにかき混ぜる。
おから煮のような一品。
インドの友だちに教わったときは、
Avarekaluという豆の季節だったので、
それで作ったが、
今回はジャパン使用で枝豆。
こっちの方がおいしいかもな。
ウプマは、
南インドではおもに朝ごはんや軽食として食べる。
材料さえそろっていれば、
サササーと作れる一品なんだけど、
なんだか野暮ったい。
なんだろうな?
同じくセモリナ粉でつくる
クスクスのようなオシャレ感がでない。
精いっぱい背伸びした写真がこちら。

1歳児にはウケた。
日本の1歳児がウプマをパクパク食べている。
時代はかわった。
使ったこともない
グローバリゼーションという単語が
アタマをよぎる。

4回目の「インたま」は
6月20日(水)10:00~13:00
サモサをつくりますよ。
あとは、サンバル(南インドの豆と野菜のカレー)
自家製サンバルパウダーでつくります。
そして、米と豆の発酵蒸しパン、イドリ。
しっかり膨らんでおくれよ。
スプラウトのサラダ
ショウガたっぷりのチャイとなります。
3,000円です。
イドリは、
米だし、発酵だし、
うまく日本の米でつくれたら、
いいと思うんだけど、
まだ成功していない。
なにせ日本の米はスティッキーだから、
おモチみたいになっちゃうんだよね。
フワッとしない。
スティッキーさをとるために、
水に何回もさらして、
干して、、、とか考えるんだけど、
その必要ある?
いま、インド米が日本でも手に入りやすくなったのに、
この努力はいるのか?と思いつつ、
実験はつづく。

spice+arts(スパイスアーツ)
やましたのぶこ